2018年7月17日

本日は島田さんが担当でした。



宇宙人と共通言語ができるかもしれない話

エジプトのピラミッドは
共通の長さの単位で建築されています。
長さが人によってばらばらだと巨大なピラミッドはできません。

しかし、その単位である「キュビット」は
王様の指先から肘までの長さで40~50cmとのことでした。
それは時代によって変化もします。
それではバラつきが生じてしまい、困ってしまいます。

そこで130年前に
メートル法が制定されました。

長さ「1m」は、
地球の北極から赤道までの
海抜0mの子午線の1千万分の1と定められました。

ちなみに
「時間」は地球が1回転する時間を24時間。

「重さ」はパリに保管されている
「1kg原器」を元にしました。

科学が進歩すると微妙な変化が確認され、
定義が改定されることとなります。

地球の自転周期の日と太陽の廻りを回る年は
閏年をいれても正確に一致しません。

更に自転周期は
わずかずつ遅くなっています。

そこで「長さ」は不安定な地球サイズを元にせず、
物理的に一定な真空中の光の速度の3億分の1を1m。

「時間」はセシウムのある状態の
電子の振動数を元に1秒を定めました。

しかし、「重さ」は130年前の1kg原器のままです。
この130年間でわずかに重くなっているそうです。

40年前に打ち上げられたボイジャー1号
(NASAが打ち上げた無人宇宙探査機)には、
宇宙人に対してメッセージを彫った金属板が納められています。

宇宙人にメッセージは何語で送ればいいのか?
という問題に当然いたるわけですが、

宇宙人にメッセージを送るためには共通の用語、
単位は地球サイズをしないで
物理常数を元にした単位で話をしなければなりません。

なので、今このときも「長さ」と「時間」は、
光の速度や原子の振動数である物理常数で
メッセージが作れますが、
「重さ」はまだ当時のまま定義が変わっていません。

ところが今年の秋の国際学会で
いよいよ光粒子も重さを元にした
1kgの定義が決まりそうです。

決まれば来年5月頃から1kgの定義が変わり、
宇宙人に重さについても通じるメッセージが送れそうです。

秋と来年5月頃に続報をお知らせします。


とのことでした。

ピラミッドも下手したら
いい加減に作られるところだったわけですね。

長さ1mの定義の
「海抜0mの子午線の1千万分の1」
についても、
まずこの定義を考えた人は、

あんなに美味しい豆腐に対して
「豆が腐る」と書いて「豆腐」という
名称をつけたぐらい人ぐらいに
どうかしていると思ってしまいました。

納豆のほうが豆が腐ると書くのは
合ってると思うんですけどね…

小言失礼いたしました。(´・ω・`)

以上、本日の社員ブログでした。